【大和町】晴れたらいいね | 石臼挽き手打ちそばが美味しい隠れた名店

晴れたらいいね

どうもこんにちは、かずさんです。

今回ご紹介するのは、黒川郡大和町にある蕎麦店「晴れたらいいね」さんです。

「晴れたらいいね」さんは、一日限定30食の蕎麦を提供されていて、その蕎麦は無農薬の自家製玄そば100%使用。予約必須の知る人ぞ知るお店です。

農家民泊やそば打ち体験もできるこちらのお店で、人気の石臼挽き手打ちそばや季節の山菜、野菜の天ぷらをいただいてきましたので、さっそくご紹介します。

『晴れたらいいね』の場所と駐車場

晴れたらいいねの店舗

『晴れたらいいね』は黒川郡大和町落合の吉田川沿いにある蕎麦屋さんで、農家民泊(一泊6000円)やそば打ち体験(5人で4000円)の他、貸し農園なども行っているそうです。場所は田んぼと住宅しかない道路の奥まったところにあるので、初訪の人はナビ推奨。

晴れたらいいねの道のり

道路沿いに看板とのぼりが立っているので、こちらを目印にすると分かりやすいかも。ここからもう少し奥に進んだところにお店があります。

晴れたらいいねの道のり2

農道のような道を進んでいきます。

晴れたらいいねの駐車場

突き当りが駐車場になります。分岐などはないので、間違えることは無いと思います。

第2駐車場

満車だった場合は、少し戻ったところに第2駐車場があるので、そちらに駐めましょう。

店内の様子

晴れたらいいねの玄関

店舗は民家をそのまま使用していて、「田舎の実家」に帰ってきたような感じ。玄関で靴を脱いで、中に入ります。

玄関の置きボード

玄関に入ってすぐのところに、ボードが置いてあります。食事をする場所が奥の食堂になるので、ボードに書いてあるとおり和室を抜けてキッチンに向かいます。「いらっしゃいませェ!」「スリッパをはき右へどうぞォ!」と書いてあります。

広い和室

広い和室を通り抜けて、奥の食堂へ向かいます。かなり広い和室で「古民家」という感じがしますね。伺ったときは、猫を抱いたおとうさんが食堂まで案内してくれました。

人懐っこいニャンコでござる

晴れたらいいねの食堂

途中でスリッパに履き替え、お食事をする部屋へ。こちらは先程の和室と打って変わって、洋風な佇まい。オープンキッチンになっていて、厨房には若い男性が、配膳と接客にその奥様らしき方と、大奥様らしき方の3人で切り盛りされていました。

先程の猫を抱いたおとうさんも含めて、ご家族で経営なさってるみたいです。アットホームな雰囲気が良い感じ。

『晴れたらいいね』のメニュー

晴れたらいいねのメニュー

手書きのメニュー表が味があります。「ざるそば」800円、「季節の天ぷら」一人前300円、「おにぎり(2個入)」100円と、本格蕎麦のお店としてはかなりリーズナブルなお値段。

一番人気は「そばセット」で、ざるそば、季節の天ぷら、おかめが付いて1200円になります。単品では頼んだことがないのでボリュームはわかりませんが、3メニューの単価を考えるとかなりお得なメニューですね。アルコールの提供もあるので、運転手じゃない人は蕎麦を肴に一杯やれちゃいます。

メニューについては、聞くと大奥様が詳しくいろいろ教えてくれます。お話好きのようで、楽しく会話させていただきました。

自家製のお漬物と季節の天ぷら

今回は一番人気の「そばセット」を注文しました。山形の蕎麦屋さんと同じく、最初はお茶と自家製の漬物がサービスで出されるので、蕎麦が仕上がるまでそれを食べつつ待ってる感じになります。

自家製のそば茶

お茶は自家製で、二番粉を30分煎ったものだそうです。まろやかで優しい味わいのそば茶。食後に茶葉に軽く塩をふっていただきます。すごくヘルシー。

自家製の漬物

漬物ももちろん自家製。大根の桜漬けと菜の花の漬物、そして筍とふきの茎の煮付け。フキの茎は初めて食べましたが、フキの香りとほろ苦さを感じる大人の味。一杯やりたくなってきます(笑)

季節の天ぷら

続いて出てきたのは季節の天ぷら盛り合わせ。蕪、紅生姜&玉ねぎ、コシアブラ、さやいんげん、ゴボウ、タラの芽、葱坊主、藤の花など、色どり鮮やか。

自家栽培のお野菜はカラッと揚がっていて、どれも美味しいです。特に葱坊主と藤の花は初めて食べましたが、葱坊主は自然な甘みがあり、柔らかいですがホロホロした部分もあり、独特な食感。藤の花は見た目が鮮やか。天ぷらで食べられるとは知りませんでした。

タラの芽が食べられたのは嬉しかったでござる

石臼挽き手打ちそばは無農薬の玄そば100%

石臼挽きの手打ち蕎麦

天ぷらを頂いてる途中で、蕎麦が到着しました。蕎麦は無農薬の地元玄そば100%。ホシの入った二ハそばで、透明感があり瑞々しいです。こちらは石臼で挽いた手打ち蕎麦になります。

玄そばってなに?
玄そばは、蕎麦の実の殻が付いたままの状態のことです。石臼で玄蕎麦を挽くと、黒っぽい香りの強い田舎そばになります。

蕎麦とつゆ

瑞々しい蕎麦は程よい歯ごたえで喉越しが良く、とても美味しいです。つゆは辛口で甘さはほぼ無し、醤油が強い感じで、つけすぎると塩辛いかも。

喉越しが良いのでスルスルとあっという間に完食してしまいました。新そばの季節ではありませんでしたが、香りも良くとても美味しい蕎麦でした。

ピリ辛味のおかめ

続いて出てきたのは「おかめ」。おかめって何だろうと思ったんですが、どうやら「そばがき」を揚げたものみたいです。こちらは「やくみ」「きなこ」「ピリ辛」から好きな味を選ぶことが出来ます。写真は「ピリ辛」です。

揚げた「そばがき」はモチモチした食感はそのままに香ばしく、これもまた美味しい!同行者が「きなこ」を頼みましたが、こちらはデザート感覚でまた違った美味しさでした。

そば湯を注ぐ

そば湯はトロみがあります。つゆが辛口なので、結構たっぷりめに入れても良いかも。

デザートの小豆

この時点でかなりお腹いっぱいでしたが、最後に甘物が待っていました。艶がありとても美味しそうな小豆の甘煮です。お皿、盛り付け、そして自然のものを利用した竹串、センスを感じますね。

小豆は優しい甘さで、思わず笑みがこぼれます。

食べ物で癒やされた感じがするでござる

店名晴れたらいいね
住所〒981-3403 宮城県黒川郡大和町落合桧和田中道36
電話番号022-345-3360
営業時間11:30~14:30
定休日月曜日
※祝日の場合営業、翌日休み
駐車場あり
公式ホームページ
SNS

まとめ

黒川郡大和町落合にある隠れた名店「晴れたらいいね」さんにお邪魔しました。

石臼挽きの手打ぞばと季節の天ぷらや「そばがき」を揚げたおかめ、どれも美味しくて大満足です。田舎の実家に帰ったような望郷感、アットホームな雰囲気、そして美味しい料理と話好きなお母さん。癒やしの要素満載で、日頃のストレスがすっかり解消された感じでした。

日常のストレスで疲れている方にこそ是非行ってほしいお店。一日限定30食での営業なので、予約してから行くことをオススメします。

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