どうもこんにちは、ジモハック宮城編集長のかずさんです。
今回は、塩竈市にある大正時代から続く名店、「梅花堂」のお菓子を特集したいと思います。梅花堂は和菓子の老舗店ですが、店内ではロールケーキなどの洋菓子も多く取り揃えていて、とにかく種類が豊富。和菓子も洋菓子も同じぐらい人気があります。
塩竈に昔から住んでる人なら、子供の頃から慣れ親しんでいる梅花堂のお菓子、塩竈でなにか良いお土産がないか探している方にもオススメのお店なので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
目次
梅花堂ってどんなお店?
梅花堂は、塩竈に昔からある老舗の和菓子店。どれぐらい昔からあるかというと、なんと創業が大正七年ということで、まもなく創業100年を迎える伝統あるお店です。
創業から100年ですが、昔ながらの和菓子だけを作り続けているわけではなく、クッキーやロールケーキといった洋菓子も、独自性のある美味しい商品を開発していて、変わらないものと進化していくもの、どちらも大事にしているお店だと思います。
塩竈生まれの人には子供の頃から慣れ親しんだ懐かしい味でもあり、今どきのスイーツもありで、飽きさせないのも人気の理由ですね。
梅花堂の場所は?駐車場はある?
梅花堂の場所は、塩竈市民図書館が入っている「壱番館」の向かい側にあるのが「本町売店」で、本店は北浜にあります。本町売店のほうが駅から近いので、行きやすいかもしれません。
本店は店の前が駐車場になっているので、車を駐められますが、本町売店のほうは駐車場がありません。車で行く場合はコインパークに止める必要があります。すぐ近くにコインパークがあるので、不便ではないと思います。
電車で来る場合は、本町売店はJR仙石線の本塩釜駅が一番近く、歩いても5分ぐらいです。本店のほうは東塩釜駅が近いですが、こちらは駅から10分ぐらいで、そこそこ歩きます。
それと、塩竈ではありませんが、仙台市泉区の桂にも支店があります。こちらは住宅地の中にあるオシャレなお店になってます。
梅花堂の人気なお菓子
梅花堂のお菓子は、大正から続くお店なだけあって、実は種類がめちゃめちゃ多いです。その中でも、やはり知名度が高く人気があるのが「東太平洋」というクッキーと「藻なかサブレ」。
「東太平洋」は梅花堂の看板商品で、梅花堂といえば東太平洋、といっても過言ではありません。地元人、観光客問わず人気の高い商品です。
最近人気が出てきているのが、「ずんだロール」。宮城名物の「ずんだ」が使われたロールケーキで、優しい甘さとずんだの香りが特徴的なロールケーキです。
他にも、和菓子・洋菓子問わず、様々なお菓子が陳列されています。本当に種類が多いので、多分初めて来店される人はかなり迷うと思います(笑)
いろいろ買っちゃうんですよね(笑)
ラム酒香る「東太平洋」
梅花堂といえばこのお菓子。塩竈市内、宮城県内にとどまらず、県外でも人気のある一番人気のクッキーです。パッケージには中世時代のガレオン船が描かれていますが、これは伊達家家臣の支倉常長が太平洋を往復した時に乗船した「サンファンバウティスタ号」らしいです。
しっとり目で上品な甘さのクッキーに、ラム酒が香る高級感あるお菓子。このラム酒が、初めて食べた人がビックリするぐらい(笑)かなり強めに香ります。もちろんアルコール分は無いので酔いはしませんが、香りが素晴らしいんです。
パッケージが白いデザインのほうは、東太平洋ouroという商品で、手作業で金箔が塗られている高級感のある一品。こちらは贈答用に使われることが多いです。
梅花堂の看板商品「東太平洋」、お土産で渡すと大概喜ばれますので、塩竈土産でお菓子を探されているなら是非おすすめしたい一品です。
サックサクの「藻なかさぶれ」
こちらも東太平洋と並び、梅花堂を代表する人気のお菓子です。宮城県産の米粉に塩竈の名品「藻塩」を使ったお菓子で、最中の皮で包まれています。
最中の皮を使ってますが、最中特有の歯に粘るような食感はぜんぜん無くて、サックサクで軽い食感なのが特徴です。バターのコクに藻塩が加わった甘じょっぱさもあり、香りも良いです。軽い食感でもウエハースとはまったく違うお菓子です。
東太平洋と同様、お土産にすると喜ばれるお菓子ですので、まずは1枚買って試食してみるのも良いかも。
この食感とテイストはオンリーワン。ぜひ一度食べてみてほしいですね。
創業の味「鹽まんじゅう」
鹽万壽(しおまんじゅう)は、梅花堂が創業時から販売している、大正時代から受け継がれている伝統あるお菓子で、平成四年に天皇皇后両陛下に献上された品でもあります。
外側は塩竈市の銘菓「志ほがま」が使われていて円い形になっており、中にはこしあんが入っています。宮城米のササニシキが主原料で、香り高いのが特徴。全国菓子博覧会など、さまざまな大会で賞を受賞しているそうです。
創業から守り続けている味ということで、落雁好き、和菓子好きな人におすすめです。
優しい甘さの「ずんだロール」
ずんだロールは「ずんだ」を生クリームに練り込んだ、和洋折衷のロールケーキです。「ずんだ」は枝豆をすりつぶして作られますが、材料に山形県鶴岡産のだだちゃ豆を使用しているそうです。
食感はふんわりしていて、豆の香りがふわっと広がります。生クリームもこってりしすぎず、甘すぎず、とてもバランスが良いです。テレビで紹介されたこともあり、人気の高い商品です。
また、「竹かご」付きで販売されているものもありますが(セット限定)、こちらの竹かごが丈夫でおしゃれ、何かと使いやすいということで、竹かご付きのものを購入される方も多いそうです。
「わらびロール」は和菓子屋さんのこだわり
わらびロールは、一見普通のロールケーキのように見えますが、実は外側がわらび餅で包まれています。スポンジ部分はふわふわですが、皮の部分はもっちり。これは面白いというか、新しい食感ですね。しかも美味しい。
ただのロールケーキではなく、和菓子を取り入れているあたり、和菓子屋さんのこだわりを感じます。今回は小豆味をチョイスしましたが、他にも「抹茶」や「オレンジ」味など、種類も豊富です。
梅花堂の詰め合わせとお取り寄せ
梅花堂では、詰め合わせの商品もたくさんあります。東太平洋、藻なかさぶれといった人気商品はもちろん、志ほがま、鹽万壽の詰め合わせや、ずんだロールの詰め合わせ(竹かご付き)も販売されています。
もちろん、お店では東太平洋+藻なかさぶれのセット詰め合わせや、自分の好きなお菓子を詰め合わせしてもらうことも可能です。
また、梅花堂のお菓子はネットでも販売しているので、お取り寄せすることが可能です。楽天や「仙台名店どっとこむ」などで購入することが出来ます。全部の商品が通販で買えるわけではありませんが、東太平洋や藻なかさぶれ、ずんだロールなどは購入出来るようです。
店名 | 梅花堂 本町売店 |
住所 | 〒985-0052 宮城県塩竈市本町2−5 |
電話番号 | 022-362-1043 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
アクセス・道案内 | 壱番館の西側 |
公式ホームページ | 梅花堂 |
SNS | - |
店名 | 梅花堂 本店 |
住所 | 〒985-0003 宮城県塩竈市7 塩竈市北浜4-7-3 |
電話番号 | 022-362-1043 |
営業時間 | 【平日】 9:00~18:00 【日曜日】 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | 有り |
アクセス・道案内 | ファミリーマート北浜四丁目店の北西側 |
梅花堂まとめ
今回は塩竈を代表する和菓子の名店「梅花堂」をご紹介しました。大正時代から続く和菓子屋さんですが、伝統の味を守り続けているだけでなく、洋菓子など新しい商品開発も行われています。
筆者が子供の頃からある「東太平洋」も、以前より改良を重ねられ、味が進化しているとのことでした。
塩竈のお土産といえば「笹かま」「浦霞」などが有名ですが、梅花堂のお菓子も喜ばれること間違いなしです。さりげなくセンスの良さをアピール出来るお土産として、おすすめですよ。
JIMOHACK宮城編集長のかずさんです。宮城の良さを伝えるために、今日もせっせと記事を書いてます。ジモハックで地域貢献を目指したい。座右の銘は「金は命より重い」です嘘です。よろしくお願いします。
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